野菜オタク ベジオタ農業人のベジオタ日記

野菜ソムリエである農業者「べジヲタ農業人」が野菜への愛を語りながら、野菜の持つ栄養素や秘めた力を提供し、ベジライフを一緒に楽しんでもらう

2020年シーズン、トマト(露地) 終了します

ベジヲタトマト2020、終わりを迎えたみたいです。


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2021年の2世代目ベジヲタ野菜を作るために種取りを徐々に始めているベジヲタぬっきーです。

◯ベジヲタトマト(露地)の2020シーズンは終わりかな
10月に入ってから雨が多くなり、気温も最高で20℃を超える日がほぼなくなり、最低気温にいたっては1桁になる日も増え、盆地である訓子府では最低気温3℃の日も…。

降雨によるトマト果実内の水分量が高まる&低温によりトマトの皮の硬化の2つの要因もあってか、ほとんどのトマトが弾けてしまっています。


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もともと皮が薄い品種というのもあるかもしれないけど、さすがにここまで弾けてしまっては、完熟まで待っていたらカビにやられ食べれる品にはなりません。

来作の考えとして、露地トマトを楽しめる期間は9月いっぱいということ!勉強になりました✏️

近々、株を根っこごと掘り出して、株丈や根の広がり方、根量…etcなど観察してみますー!(食べるのも楽しみだったけど、この調査も楽しみの1つでした笑)

ベジヲタ初年度2020年のトマト(露地)を投稿または実際に食べていただいて楽しんでくださった方々、たくさんの「いいね」やコメント、食レポ・感想等々、ベジヲタ冥利に尽きました。

2021年はこのトマトたちから採った種を使い、ベジヲタ2年生のトマトを見て、食べて楽しめるようなものを作り上げていこうと思いますので、よろしくお願い致します!

 

人生で一番若いのは今この瞬間。野菜のことを知り、野菜を楽しめるかどうかは今行動するかしないかで決まります。

 

野菜を楽しむ、ベジオタライフを満喫できる仲間がひとりでも増えると嬉しいです!

 

 

長文読んでいただきありがとうございました。

ベジヲタが作るトマトレシピ「ドライトマト」~オーブンで放置するだけで本当の栄養満点を~

本当の栄養満点を求めて行き着いた、ベジヲタが作る「ドライトマト


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大学時代の4年間、オランダでの1年間、富良野での半年間の計5年半、毎日の食事は自炊を続けていた野菜ソムリエ・ベジヲタのぬっきーです。

 

〇これこそ栄養満点!ベジヲタ流ドライトマトの作り方

前回の続き、2部構成になりましたが今回はベジヲタ流のドライトマトの作り方をご紹介!

 

こだわりポイントが1つあります!以下まとめていきます。

 

〇ベジヲタだけのこだわりポイント「中身が出ないように切るべし」

中身というのは、種が入っている、あのゼリー質の部分のこと。

 

ベジヲタも何も知らずにトマトを切っていたときは、あのゼリー質が切る度に溢れてきて、まな板がトマト果汁で一杯になってました(笑)

 

野菜ソムリエになってから、「あのゼリー質、トマト果汁も食べたい!」

 

って思い、切り方を調べていくうちに…

 

見つけました!トマトの栄養を極力失わずに楽しむ方法を!

 

まずは皆さん、お手元にトマトをご用意ください

 

そして、トマトのお尻部分を見ると…


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写真では分かりにくいですが、ミニトマトだと1本(たまに2本)白い線が見えると思います。

 

そこでまず、このトマトを横に輪切りにしてみると…


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このように、先ほどの白線に対して直角の角度に果肉で壁ができており、ここを目掛けて縦に切ると中にあるゼリー質(種があるところ)が外に出ない!

 

そうすれば、トマトの栄養素も逃げない!

 

というのがベジヲタの持論です(笑)

 

◯残りは簡単!ドライトマトの作り方

トマトをすべてカットしたら、キッチンペーパーに切り口を下にして、表面の水分を取ります!


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10~20分ほど置いたら、オーブンシートを敷いてトマトを裏返す。


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ちなみに、今回は7割近くのトマトでゼリー質を出さずにカット成功でした。

 

そして、130℃で余熱したオーブンに入れ、130℃で60分間加熱して完成!(←長っ!って思う人も多いかと思うけど、ここもこだわり)


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さらに、ベジヲタドライトマトの最後のポイントは、このドライトマトはカラッカラに乾燥したフルドライではなく、ジューシーさが残っている「セミドライ」ってとこ。

 

ゼリー質が出ないようにカットしたこともあり、完成品を食べてみると、果肉が弾けた時に生のトマトで食べた同じものとは思えないくらいの濃厚でコクのあるトマト果汁が口の中いっぱいに広がるのです!

 

頑張って文字だけでこの美味しさを表現しようと思ったけれど難しい…。

 

この美味しさは食べた人にしか正直伝わらない!

 

美味しくて、本当の栄養満点トマト。試してみない以外の選択肢はないですね?ぜひお試しあれ~。

 

 

人生で一番若いのは今この瞬間。野菜のことを知り、野菜を楽しめるかどうかは今行動するかしないかで決まります。

 

野菜を楽しむ、ベジオタライフを満喫できる仲間がひとりでも増えると嬉しいです!

 

 

今回も長文読んでいただき、ありがとうございます。

トマトには2種類のビタミンCがある~加熱すると栄養が逃げるは本当か~

「ビタミンCが熱に弱い」 は迷信だった...!?


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野菜ソムリエで野菜オタク・べジヲタ農業人のぬっきーです。

 

大学時代の4年間、オランダでの1年間、富良野での半年間の計5年半、毎日の食事は自炊を続けていたベジヲタぬっきーですが、自分で作ったトマトを「ドライトマト」にしようと思いました。

 

野菜を頂くからには、その野菜が持っている力(栄養素)を最大限に活用したいし、無駄にしたくない。この信念を貫くため、今まで私自身も信用していた情報を疑ってみた。

 

それは「ビタミンCは熱に弱い」ということ。

 

実際に自分の力で情報を集め、考え、結論を出してみると予想していない結果が出たので、今回はそれをまとめます。さらに、ベジヲタ流の「トマトを無駄にしない究極の切り方」もまとめます。

 

〇「ビタミンCは熱に弱い」を疑ってみてわかったこと

結論から言うと

 

酸化型のビタミンCは熱に弱いが、加熱調理をしない方がトマトを無駄にしている

 

んん...?こう思う人が大半だと思います、私もそうでした。ですが、情報を集め調べていくうちに、トマトは加熱調理をした方が楽しめるということがわかりました。以下まとめます。

 

〇ビタミンCは「酸化型」と「還元型」がある

あれが酸化型でこれが還元型で....

 

という話をすると長くなるし、化学的な構造が異なるだけで、どちらも体内での働きは同じなので省略します。

 

ここで伝えたいのは「ビタミンCは2種類ある」ということです。

 

〇「ビタミンCが破壊される」の真意は...

体内での働きは2つとも同じと話しましたが、性質は少し異なるようです。

 

簡単にまとめると、

 

・酸化型ビタミンCは水に溶けやすく、熱に弱い

・還元型ビタミンCは熱に強いが、アルカリ性には弱い

 

よく耳にする「ビタミンCが破壊される」というのは、酸化型ビタミンCの話をしており、実際はすべてのビタミンCがなくなっているわけではないことがわかりました。

 

さらに調べてみると、この「ビタミンCが熱に弱い」という説は実験室で行われた試験管内での話であり、野菜のような実際の食材をもとに実験したものではなく、純正のビタミンCを用いた水溶液を用いた実験で出た結果だったようです。

 

〇加熱調理せず野菜を食べても、有効成分の90%以上は無駄にしている

そもそもビタミンCは野菜のどこに含まれているのか。

 

細胞の中です。なので、細胞の中に存在しているビタミンCを取り込むためにはどうしたらよいのか。

 

破壊するのです、細胞を。詳しく言うと「細胞壁」を壊す必要があります。では、どうやってその細胞壁を壊すのか。

 

ウシやウマのような草食動物は消化器官の中にいる微生物の力によって細胞壁セルロース)を分解することが可能ですが、私たち人間の消化器官内にはこのような微生物はいません。

 

では、どうやって??

 

加熱です。

 

いやいや、さっき加熱したら酸化型のビタミンCが壊れちゃうって言ってたやん...ってツッコミが出てきそうですが、加熱調理しないと酸化型ビタミンCを減少させてしまう以上にもったいないことが起こってしまうのです。

 

そう、この章のタイトルにもある「有効成分の90%を無駄にしている」のです。ビタミンCも例外ではありません。

 

長くなりましたが以上より、ベジヲタはトマトの力を最大限生かすために加熱調理を選び、今回ドライトマトを作ることしました!

 

かなり長くなってしまったので、第2部を作成して、そこで「本当の栄養満点ドライトマト」をまとめます。

 

 

人生で一番若いのは今この瞬間。野菜のことを知り、野菜を楽しめるかどうかは今行動するかしないかで決まります。

 

野菜を楽しむ、ベジオタライフを満喫できる仲間がひとりでも増えると嬉しいです!

 

 

長文読んでいただきありがとうございます。

【番外編】 アボカドの水耕栽培を始めてから1ヶ月

野菜オタク・ベジヲタ農業人のぬっきーです。

 

水耕栽培アボカドの今

毎日半玉ずつ食べているアボカド

 

その種を水耕で育ててみて自作の観葉植物を作ってみようと思い立って、栽培を始めてからちょうど1ヶ月ほどが経過しました。


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ここから1ヶ月経過したアボカドの姿がこちら。


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アボカドってこんな姿なんですね…

 

こんなに固い種を自分の力で割って、まずは根を伸ばし、芽を出す。植物の生命力って凄まじいですね~。

 

 

人生で一番若いのは今この瞬間。野菜のことを知り、野菜を楽しめるかどうかは今行動するかしないかで決まります。

 

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今日も長文読んでいただき、ありがとうございます。

スイスチャード初収穫 ~食べ方と味、栄養素は?~

野菜オタク・ベジヲタ農業人のぬっきーです。

 

○スイスチャード初収穫!

ベジヲタ畑(露地)の菜っ葉三銃士のひとり「スイスチャード」が良い具合に大きくなったので収穫してみました!


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収穫してみて気づいたけれど、スイスチャードって根っこまで色付いているんですね👀


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けど、1番美味しい、適期な収穫時期はいつなのでしょうか…。知ってる方がいたら教えてください…。

 

ちなみに、ベジオタはこちらの種を今回使いました。

○初スイスチャードを食べてみた

初のスイスチャードは、そのままを楽しむためにサラダにしてみました。


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見た目は完璧ですね。赤、黄、橙に緑。これはもう「映え」ですね(笑)

 

食べてみると…

 

スイスチャードって意外と葉が肉厚なんですね!苦味もなく、うまいぞ!

 

さらに、スイスチャードには見た目から分かるように、βカロテン、ビタミンAがたっぷりなのです!抗酸化力があり皮膚や粘膜の健康維持、美髪美肌に効果があり、免疫力も上がるので、今のご時世にはもってこい!

 

カリウムも豊富に含まれているので、高血圧予防にもなりますよ。

 

 

人生で一番若いのは今この瞬間。野菜のことを知り、野菜を楽しめるかどうかは今行動するかしないかで決まります。

 

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俺のリコピンどこいった⁉~空からリコピン泥棒がやってきた~

野菜オタク・ベジヲタ農業人のぬっきーです。


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○俺のリコピンどこいった

俺のリコピン、ベジヲタ畑(ハウス栽培)の固定種トマト「ステラトマト」が赤くなり始めていたので、経過観察をするために毎日同じ時間帯に写真を撮っていたのですが…

 

盗難事件発生です。リコピン泥棒がやってきてました。

 

ヘタだけキレイに残して持っていったヤツがいるぞ!!!

 

リコピンで肌艶を良くし、ビタミンCの抗酸化力で元気になろうと企んでいる…。

 

一体どこの誰なんだ…

 

○空からやってきた盗人

 黒いあいつが犯人でした…カラスです。

 

犯行現場を写真におさめることは出来ませんでしたが…


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無惨にも食べ残しが…

 

けれど、カラスに対して感心したこともありました。


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ヘタだけキレイに残して、実だけを取っていく器用な技を見せてきた…。

 

トマトの収穫作業担当に採用したら、作業成績良いのでは?(笑) 

 

○鳥害対策

とは言っても、このままカラスに食べさせるわけにはいかないので。

 

カラス対策として、「株回りに支柱を立て、それらに合わせて釣糸を張り、侵入を防ぐこととしました。

 

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これで一旦様子を見て、俺のリコピンを守ろうと思います。

 

 

人生で一番若いのは今この瞬間。野菜のことを知り、野菜を楽しめるかどうかは今行動するかしないかで決まります。

 

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長文読んでいただき、ありがとうございます。

初物完熟トマトを観察!~着実から完熟までの5日間~

野菜オタク・ベジヲタ農業人のぬっきーです。


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○トマトが完熟するまでを観察してみた

ベジヲタ畑(ハウス栽培)のトマトが赤く着色し始めていたので、

 

毎日、「同じ時間帯に」「同じ角度から」写真を撮り観察してみました!

 

トマトは、「ヘタからorお尻から、どちらから赤くなるのか」「着色開始から完熟まで日数はどれくらいなのか」調査します。

 

○完熟までの道のり

毎日仕事終わり(17~18時)に同じ角度から写真を撮ったものがこちら。

 

着色開始1日目
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着色開始2日目
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着色開始3日目
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着色開始4日目
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着色開始5日目
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○観察して分かったこと

ここでデータをまとめてみると…

 

・播種から開花まで 40日

・開花から完熟(赤くなる)まで 45日(うち着色開始~完熟まで5日)

 

今回はこのようになりました。

 

着色開始時期は蝦夷梅雨のような曇天続きで太陽がまったく出なかったので、天気が良いときは完熟までの日数も短縮されるのではないかと感じました。トマトが赤くなる原理を知れば、短縮させる方法も出てくるかな?

 

あと、トマトはお尻から赤くなるようですね!なので、甘みが強いのもお尻かな?

 

○初物完熟トマトを食べてみた
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1番に完熟したトマトですが、鈴なりにすべて赤いトマトを付けようと思い、残しておいたのですが割れてしまったので食べてみました。

 

思っていた以上に薄皮でゼリー質が多く、食べたときにプチッと弾け、ジュワーっとトマトが口の中いっぱいに広がるこの感じ!

 

甘すぎず、さっぱりした酸味もありベジヲタ好みのトマトになったな😋

 

 

人生で一番若いのは今この瞬間。野菜のことを知り、野菜を楽しめるかどうかは今行動するかしないかで決まります。

 

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マリーゴールド植える。~家庭菜園にマリーゴールドを植えた理由~ベジヲタ畑 Day82~

野菜オタク・ベジヲタ農業人のぬっきーです。


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○うちの紅一点「マリーゴールド

お花って良いですよね。

 

文字通り、お花があると周りの雰囲気が「華やぐ」

 

けれど、ベジヲタはオレンジ色が好き(オレンジはオランダカラーだから)とか、場が華やぐからという思いがあるのは事実ですが、今回はそのような感情的な理由だけでマリーゴールドを植えたわけではありません。

 

ある目的があってマリーゴールドを植えました。

 

○ベジヲタ畑にマリーゴールドを植えた理由

それは

 

「センチュウ対策委員会の委員であり、益虫を集める」

 

4畳半から始まったベジヲタ畑ですが、自分にとっては初めての作付であり、センチュウ被害を出さない&予防するためにマリーゴールドを植えました。

 

さらに、野菜たちにとっての益虫も呼んでくれると言われているので、それを試してみるためにも実践してみました!

 

今のところ病害虫の被害は見当たりません。曇天プラス雨続きだったところに、これから最高気温25℃以上の日が続くので、ここからどうなるかですね。

 

マリーゴールドを植えて気づいたこと

同じ緑、自然、植物だとしても、「お花」が人に与える影響、心にゆとり?を持たせてくれる力ってスゴいなと感じました。

 

ベジヲタの本業は農業なので、毎日タマネギやトウモロコシ、メロン、水稲等緑に囲まれていて、それだけでも心落ち着くけど、お花は何でも受け止めてくれているような気持ちになる。

 

まるで、自然界の仏様(笑)

 

 

人生で一番若いのは今この瞬間。野菜のことを知り、野菜を楽しめるかどうかは今行動するかしないかで決まります。

 

野菜を楽しむ、ベジオタライフを満喫できる仲間がひとりでも増えると嬉しいです!

 

 

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コマツナ・スイスチャード・チンゲンサイ~虫よけにはニラを植える~ベジヲタ畑 Day79~

野菜オタク・ベジヲタ農業人のぬっきーです。


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○菜っ葉三銃士

この“蝦夷梅雨”で気温が低い日が続き、日照量が例年に比べ10%程しかなく、完全に日照不足となっていますが…

 

ベジヲタ畑の3種の菜っ葉「菜っ葉三銃士」は順調に大きくなっています。

 

その3種は…コマツナ・スイスチャード・チンゲンサイ


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コマツナ(下の種を使いました)

 

サカタのタネ 実咲野菜2770 小松菜 00922770
 


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↑スイスチャード(下の種を使いました)

 


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チンゲンサイ(下の種を使いました)

 

 

播種からちょうど20日ですが、ずっーーと低温&曇天続き…。けれど、これくらいが菜っ葉たちにとっては適しているのかな??

 

○ベジヲタ流 虫を寄せ付けない方法

ベジヲタは「パオパオ」を使いません。

 

物理的な防虫資材を投入したら、たしかに正品率は上がり、高い収量を得られるかもしれません。

 

けれど、パオパオのような化学繊維を使用した資材は「自給」できない。

 

ベジヲタが目指しているのは、「タネを蒔き、野菜を食べ、タネを採り、また蒔く」。自分のとこだけで完結する、100%自給の畑。

 

これはベジヲタの農業宗教観です(笑)化学によって作られた資材や農薬、肥料を否定しているわけではありません。

 

ただ、このようなスタイルの農業にも挑戦してみたいと思い、今こうやってトライしているのです!

 

ちょっと話が逸れてしまいましたが…

 

ベジヲタは物理的な防虫資材を使わずに植物「コンパニオンプランツ」を用いて、植物由来の防虫が期待できる香りを放つ野菜を植えたり、土壌微生物を増やすために花を植えたり…

 

色々トライしてみてます。詳細はまた次回!

 

 

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初物ナスはピンポン玉サイズで収穫!~その理由は??~ベジヲタ畑 Day74~

野菜オタク・ベジヲタ農業人のぬっきーです。



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○初物ナス採ってみた

ベジヲタ畑(ハウス栽培)で初物ナスを採りました!

 

初物ナスの大きさは「ピンポン玉」程度。

 

どうして…まだこんなに小さいのに採ってしまったの?

 

って思った人もいるかと思います。

 

ですが、ここにはベジヲタなりの考え、ベジヲタが信じている宗教 (ベジヲタは、農業は一種の宗教だと考えてます) に基づいて実践しました。

 

○どうして初物ナスを小さいうちに収穫したのか

それは「生殖成長よりも栄養成長を優先したいから」

 

簡単に言うと、まだ子作り(ナスを実らせる)するには体(植物体)が小さいので、ナスを小さいうちに収穫して、栄養を株や葉を大きくするために使ってほしいから。

 

ベジヲタがナスを育てている最終的な目標は「タネを採り、来年もそのタネを蒔いて自分の力でナスを採り続けること」

 

だけど、育てているからには美味しいナスを食べたい。

 

ここでベジヲタのこだわりは、ただたくさんのナスを収穫するだけではなく、「美味しく品質の高い野菜を長期間採り続けること」

 

ナス栽培は長期戦です。そのためには丈夫な体が欠かせない。

 

なので、ベジヲタはピンポン玉ナスを収穫しました。

 

ベジヲタは「初物はピンポン玉サイズで採る」という教えに従う宗教を信仰しています(笑)

 

○初物ナスの食レポ

今回の初物ナスは「焼き」でいただきました。(写真撮るの忘れてた…)

 

早採り?若採り?のおかげか、皮がとっっても薄く、果肉は柔らかくて、かなりのジューシーさでした。

 

明日くらいには露地のナスちゃんも一番果は採ろうかな。ピンポン玉サイズで収穫する信者なので!

 

 

人生で一番若いのは今この瞬間。野菜のことを知り、野菜を楽しめるかどうかは今行動するかしないかで決まります。

 

野菜を楽しむ、ベジオタライフを満喫できる仲間がひとりでも増えると嬉しいです!

 

 

長文読んでいただき、ありがとうございます。