野菜オタク ベジオタ農業人のベジオタ日記

野菜ソムリエである農業者「べジヲタ農業人」が野菜への愛を語りながら、野菜の持つ栄養素や秘めた力を提供し、ベジライフを一緒に楽しんでもらう

ベジヲタが作るトマトレシピ「ドライトマト」~オーブンで放置するだけで本当の栄養満点を~

本当の栄養満点を求めて行き着いた、ベジヲタが作る「ドライトマト


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大学時代の4年間、オランダでの1年間、富良野での半年間の計5年半、毎日の食事は自炊を続けていた野菜ソムリエ・ベジヲタのぬっきーです。

 

〇これこそ栄養満点!ベジヲタ流ドライトマトの作り方

前回の続き、2部構成になりましたが今回はベジヲタ流のドライトマトの作り方をご紹介!

 

こだわりポイントが1つあります!以下まとめていきます。

 

〇ベジヲタだけのこだわりポイント「中身が出ないように切るべし」

中身というのは、種が入っている、あのゼリー質の部分のこと。

 

ベジヲタも何も知らずにトマトを切っていたときは、あのゼリー質が切る度に溢れてきて、まな板がトマト果汁で一杯になってました(笑)

 

野菜ソムリエになってから、「あのゼリー質、トマト果汁も食べたい!」

 

って思い、切り方を調べていくうちに…

 

見つけました!トマトの栄養を極力失わずに楽しむ方法を!

 

まずは皆さん、お手元にトマトをご用意ください

 

そして、トマトのお尻部分を見ると…


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写真では分かりにくいですが、ミニトマトだと1本(たまに2本)白い線が見えると思います。

 

そこでまず、このトマトを横に輪切りにしてみると…


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このように、先ほどの白線に対して直角の角度に果肉で壁ができており、ここを目掛けて縦に切ると中にあるゼリー質(種があるところ)が外に出ない!

 

そうすれば、トマトの栄養素も逃げない!

 

というのがベジヲタの持論です(笑)

 

◯残りは簡単!ドライトマトの作り方

トマトをすべてカットしたら、キッチンペーパーに切り口を下にして、表面の水分を取ります!


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10~20分ほど置いたら、オーブンシートを敷いてトマトを裏返す。


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ちなみに、今回は7割近くのトマトでゼリー質を出さずにカット成功でした。

 

そして、130℃で余熱したオーブンに入れ、130℃で60分間加熱して完成!(←長っ!って思う人も多いかと思うけど、ここもこだわり)


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さらに、ベジヲタドライトマトの最後のポイントは、このドライトマトはカラッカラに乾燥したフルドライではなく、ジューシーさが残っている「セミドライ」ってとこ。

 

ゼリー質が出ないようにカットしたこともあり、完成品を食べてみると、果肉が弾けた時に生のトマトで食べた同じものとは思えないくらいの濃厚でコクのあるトマト果汁が口の中いっぱいに広がるのです!

 

頑張って文字だけでこの美味しさを表現しようと思ったけれど難しい…。

 

この美味しさは食べた人にしか正直伝わらない!

 

美味しくて、本当の栄養満点トマト。試してみない以外の選択肢はないですね?ぜひお試しあれ~。

 

 

人生で一番若いのは今この瞬間。野菜のことを知り、野菜を楽しめるかどうかは今行動するかしないかで決まります。

 

野菜を楽しむ、ベジオタライフを満喫できる仲間がひとりでも増えると嬉しいです!

 

 

今回も長文読んでいただき、ありがとうございます。