トマト【ステラトマト】収穫!種の採り方とそのコツ&こだわり。
野菜ソムリエで野菜オタク・ベジヲタ農業人のぬっきーです。
〇超完熟熟成トマト完成しました!
プニップニになるまで樹に着け、完熟させた固定種トマト「ステラトマト」の実を追熟させて1週間ほど...
その際の記事はこちら
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無事、追熟に成功しました!!
ツヤッツヤで張りのあった果皮もシワシワになり、ヘタも縮れて良い感じ。一部カビが生えかけているところもありましたが、全体的に成功として良いでしょう!
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※カビを発生させないコツ
「適度な室温で風通しが良い日影」は絶対条件です。それに加えて、追熟の精度を上げるためのポイントが少し明らかに。
それは、「実を1日に1回程度回転させて、接地している面を変えること」
試しに、回転させる実と回転させない実を分けて実験してみたのですが、明らかに回転させない実の表面にカビが発生する確率が高かったです。
個体数が少なすぎるので、有意な差があるとは言えないけど、ちょっと発見
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〇トマト割ります
割ってみると断面はこんな感じ。
種子1つ1つがいつもより少し主張強め?(種子が充実しているので膨れている様に見えた)のように感じるくらいで、そこまで大きな違いはありませんでした。
割ったら、中のゼリー質と一緒に揉み出して器にまとめました(ベジヲタは豆腐の空き容器活用しました(笑))。
〇トマト採種における、もう1つの重要ポイント
ベジヲタがトマト採種において、1番こだわりたいと思っていること。
それは「種子発酵」です!(種子発酵だなんて言葉あるのかな?(笑)勝手に造語しました!)
手軽に採種するのであれば、トマトから種を揉み出して、それを水洗いし、乾燥させるだけでも十分かもしれません。
が、ベジヲタはこだわります!ベジヲタ流に種子発酵をさせるポイントは2つ!
1. ゼリー質を安全に取り除く
ゼリー質のぬめりって意外と手強いんですよ。ザルなどにあけて何度も洗えばキレイに取り除けるとは思いますが、種子の表面が傷ついてしまう可能性が高いのです。
そこで、トマトのゼリー質に含まれている「酵素」や「酵母」に活躍してもらい、ドロドロしたぬめりを分解してもらうのです!
写真のように容器にラップでしっかり包み込み、嫌気の状態を作ってみました。
そこから3日くらい置いてみます。
本当にコーティングされているかは分かりませんが、ベジヲタは種子の酵素・酵母コーティングの可能性を試してみよう、信じてみようと思い、種子発酵にトライします!
本当に効果があるかなんて、永遠に分からないことかもしれないけれど、ベジヲタは「面白そうじゃん!」って思いに従ってやってみただけです。一種の宗教を信仰しているような感じです(笑)
ベジヲタは種子発酵による酵素・酵母コーティングを信仰します!
無事、種子発酵は上手くいくかは3日後。トマトにいる酵素・酵母の力を信用するしかないですね。
人生で一番若いのは今この瞬間。野菜のことを知り、野菜を楽しめるかどうかは今行動するかしないかで決まります。
野菜を楽しむ、ベジオタライフを満喫できる仲間がひとりでも増えると嬉しいです!
今回も長文読んでいただきありがとうございます。