野菜オタク ベジオタ農業人のベジオタ日記

野菜ソムリエである農業者「べジヲタ農業人」が野菜への愛を語りながら、野菜の持つ栄養素や秘めた力を提供し、ベジライフを一緒に楽しんでもらう

令和2年夏~ピーマン定植し、子育て終える~ベジヲタ畑 Day71

野菜オタク・ベジヲタ農業人のぬっきーです。

 


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○子育て終了(ピーマン定植)しました

ベジヲタ畑の3大役者の「トマト・ナス」、そして最後のピーマンが6月12日に社会に飛び出していきました(露地に定植しました)。


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ちょうど1番初めの花が蕾を着けていたので、苗の状態としてはベストタイミングな定植だと考えています。

 

1週間ほど経った今(6月21日)では、蕾が開き美しい純白のお花を咲かせています。


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○北海道、ましてオホーツク地方でこんな早くに露地定植して大丈夫なのか

うちのピーマンさん、苗としては順調な生育で大きさもベストなタイミングで定植したのですが、不安要素が1つ…

 

そう、「寒さ、低温」です。

 

この子たちは6月12日に定植したのですが、過去10年の気温データを収集し、ベジヲタが策定したピーマンの定植予定日は6月19日。1週間ほど早い定植になっています。

 

こうなってしまったのは、以前のトマト・ナスと同様に

 

調べて策定した育苗期間と実際のものに差があった」ということ。

 

まぁ、これは悔やんでもしょうがないし、今回トライしてみて見つけた「気づき」として自分の良き経験にしています。

 

○6月中旬、寒さの正体は…

少し話がそれたけど、早植えによる「寒さ、低温」の心配。

 

というのも、本州には「梅雨」というものがありますが、北海道にはないと言われています。

 

が、これはベジヲタ個人的な考えですが…。北海道には「梅雨」はなくても「蝦夷梅雨」があるのではないか、と考えています。というか感じてます(笑)

 

この北海道版「蝦夷梅雨」、曇天や雨が続くことにプラスして、かなり気温が低くなるのです。

 

今、まさに蝦夷梅雨の真っ最中であり、ここ1週間は雨や曇り続きで太陽さんが出ません。

 

さらに気温が…、ここ2日は最高気温が15℃を切り、最低気温が1桁台になることも…。

 

このような蝦夷梅雨がやってくるため、特に寒さに弱いナスとピーマンの定植はこの時期を越えてからの露地定植を考えていたのですが、今回は自分の育苗期間設定ミスもあり15cmポットでは抑えきれないくらい大きくなっていたので、老化苗になるのを防ぐため予定日より早めの定植になりました。

 

そんなこんなで、初年度の子育て(育苗)を終え、みんな社会に出ていきました(露地定植)。

 

ベジヲタでありながら、栽培技術・能力はまだまだにわか。オタクを名乗れるほどではない。

 

今回は低温に当てるという、かなり厳しい社会人スタートとなったが、これからもサポートし続けますよー!次の敵は動物かな。

 

 

人生で一番若いのは今この瞬間。野菜のことを知り、野菜を楽しめるかどうかは今行動するかしないかで決まります。

 

野菜を楽しむ、ベジオタライフを満喫できる仲間がひとりでも増えると嬉しいです!

 

 

長文読んでいただき、ありがとうございます。