野菜オタク ベジオタ農業人のベジオタ日記

野菜ソムリエである農業者「べジヲタ農業人」が野菜への愛を語りながら、野菜の持つ栄養素や秘めた力を提供し、ベジライフを一緒に楽しんでもらう

ベジヲタ畑 Day9 ~ナス発芽揃い! データと考察~

野菜オタク・ベジヲタ農業人のぬっきーです。

 



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〇ナス発芽揃いとする!!

 

昨日、播種から9日目、ナスの発芽揃い日としました!!

 

 

 

 

〇ナス実験内容まとめ

 

今回のナス実験内容をまとめてみよう。

 

品種名:早生真黒茄子

播種容器:72穴セルトレイ

播種した種子数:8粒(2粒 / 穴 × 4)

用土:園芸培養土(ホーマック

温度:日中25~33℃、夜間20℃

 

 

 

 

〇固定種ナスの発芽率

 

今回のナスの発芽率は

 

 

8粒中 5粒が発芽(発芽率63%)

 

 

となりました。

 


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最期に発芽が確認されてから2日間次の発芽が見られなかったため、発芽揃いとしました。

 

 

 

 

〇考察(播種~発芽まで)

 

 

べジヲタが行った実験では、

 

 

・発芽開始から発芽揃いまでの日数は 2日

・積算温度は150℃が2個体、175℃が1個体、200℃が2個体で平均が175℃(常時25℃設定の場合、7日程度)

 

 

という結果になりました。

 

 

 

〇ナスの発芽率を高めるには

 

 

ナスの発芽率を上げるには、キーポイントが1つあり、それは

 

 

日中と夜間で地温を変化させる「変温」を施すこと

 

 

多くの書籍などに、こう記載されていました。

 

 

なので、今回は「日中25~33℃、夜間20℃」で試供した結果、初回にしては高めの発芽率63%にまで持っていくことができたのではないでしょうか。

 

 

もちろんこの変温は、先のトマトにも同様の条件で試供しており、ナスより高い発芽率88%を記録できたため、この変温の条件はトマトの発芽にも有効であると考えられました。

 

 

 

 

長文読んでいただきありがとうございます。