野菜オタク ベジオタ農業人のベジオタ日記

野菜ソムリエである農業者「べジヲタ農業人」が野菜への愛を語りながら、野菜の持つ栄養素や秘めた力を提供し、ベジライフを一緒に楽しんでもらう

なんで黄色なの?変わり者カリフラワーの食味と栄養素を深掘り!

こんにちは、野菜ヲタク・べジヲタ農業人のぬっきーです。

 

ここまで続いたアブラナ科野菜「ブロッコリー・カリフラワー」に関する最後のお話。

 

みなさん、こんな色のカリフラワー見たことありますか?

 

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野菜ヲタク・べジヲタが見たことない野菜を買う際の基準は、美味しそうかどうかではなく「面白そう」と感じるかどうか。

 

このイエローカリフラワーを見つけた瞬間、まるで7歳児に戻ったようなワクワク感が!

 

「わぁ~変わった色のカリフラワー!見た目野菜ってよりかは、まるでスクランブルエッグだな🥚面白そうw」

 

 初心に帰り、本能のままに選んだ野菜「イエローカリフラワー」

 

そうやって選んだ野菜こそ、当たりを引くことが多いのです!

 

レンチン(もちろんべジヲタですから笑)で加熱し、塩をひとふり。

 

食感・舌触りはカリフラワーそのもの。

 

その後に衝撃が走った...。甘い!!!

 

前回のパープルカリフラワーとは違い、渋さはなく、カリフラワーという名前だけあって、カリカリとした食感の中に甘みで包まれた😋

 

そんな「イエローカリフラワー」にも見過ごせない力、栄養素があるのです!

 

その中でも3つを紹介します!

 

1. 美肌の源「ビタミンC」

 

カリフラワーは全体的に硬いため細胞壁も強靭なものと言える。そのため、熱に弱いビタミンCでも損失率は低く、効率よくビタミンCを摂取できる。

 

さらに、比較的1度に食べるカリフラワーの量は多いため、十分な量を取れることも魅力的!

 

2. 抗酸化の「βカロテン」

 

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加熱前

 

このイエローのもとはβカロテンによるものなのです。βカロテンが豊富に含まれているβカロテン系野菜代表の「かぼちゃ」。彼も黄色ですよね。

 

この黄色「βカロテン」は抗酸化力を兼ね備えており、生活習慣病や肌・血管の若返りに効果あり!

 

3. 彩り

 

なんといっても、イエローカリフラワー一番の魅力はこの「鮮やかさ」!

 

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加熱後(電子レンジ)

 

栄養素でないし、体にはまったく関係ないけど、やっぱり料理に彩りは欠かせない。

 

料理をしていて、彩りの良し悪しで料理の味が掛け算的に美味くなる!のを感じる。

 

人間の視覚を侮ることなかれ。

 

こんな野菜愛、アブラナ科ブロッコリー・カリフラワーに関するお話はここで終わり。

 

最期まで読んでいただきありがとうございました。




(追記)

この色素は、合成でもなく、遺伝子組み換えによる影響でもありません。自然交配で選ばれた品種で完成した天然物の色です。