野菜オタク ベジオタ農業人のベジオタ日記

野菜ソムリエである農業者「べジヲタ農業人」が野菜への愛を語りながら、野菜の持つ栄養素や秘めた力を提供し、ベジライフを一緒に楽しんでもらう

今だけは風邪ひきたくない...そんなあなたへ ~べジヲタが勧める野菜その①~

こんにちは、野菜ヲタク・べジヲタ農業人のぬっきーです。

 

日本各地で流行を迎えているインフルエンザ。

 

今なんと、インフルエンザの累積患者数は、約64万9千人と昨年同時期の約12万4千人の5倍をも超えるスピードで感染が見られているみたいです。

 

9月~11月にあった日本でのラグビー・ワールドカップ開催に伴い、多くのファンが海外から試合を観戦しに日本に来たため、ウイルスを持ち込んでしまい、ここまで感染が拡大しているとも考えられる。

 

入ってきてしまったものはしょうがない。あとは、自己管理を徹底し自分自身で身を守るしかない。

そのときによく言われる、一般的な風邪予防法は2つ。

 

「うがい」と「手洗い」

 

この2つをしっかり行っていれば、正直風邪を引くことはないと思います。

 

私べジヲタ、健康ヲタクでもあるので、体調は崩したくないので手洗いうがいのやり方を勉強し実践してから、ここ数年ひどく体調を崩してません。

 

けれど、どんなに正しくうがい手洗いをしていたとしても、体調を崩してしまうときだってある。だって人間だもの...

 

では、どんなときに体調を崩してしまうのか

 

「免疫力が落ちているとき」

 

例えを出すと、「睡眠不足が続いている」、「ご飯を食べられていない」、「食べていたとしても栄養が偏っている」etc...

 

要するに、「うがい手洗い」は体の外側からの侵入を防ぐ予防法、免疫力が落ちているというのは、多くは体の内側が弱っているとき。

 

だから、うがい手洗いはもちろんのこと、私は健康ヲタクだ!年末の今だけは風邪ひきたくない...!って人は体の内側から予防していく必要があると思う。

 

 

前置きが長くなってしまった...ここから本題🎃

年末年始は家族親戚で集まってワイワイする、帰省して友だちと会う、寝正月にする、過ごし方は人それぞれでもみんな共通して思っていることは...

 

「元気に健康に年を越したい!!」

 

ってことで、今回はウイルスに負けない、体を内側から強くするために、べジヲタがオススメする野菜その①をご紹介!

 

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秋の味覚、「かぼちゃ」です🎃

 

道産かぼちゃの収穫は8~10月の秋ごろで、今スーパーに並んでいる道産かぼちゃはしっかり熟成され、果肉がしっとりとしていて、最高に、感動的に美味しい時期なのではないでしょうか。

 

そんな美味しいかぼちゃには、体を内側から強くしたい人は見逃せないキーワードが2つ

 

 

1.かぼちゃの黄色~正体は βカロテン~

 

この鮮やかな黄色、これは「βカロテン」によるものなのです。

 

このβカロテンは体内で脂溶性ビタミンの1つである、ビタミンAに変換されるのですが、興味深い点が1つありました。

 

「βカロテンは体内にビタミンAが足りていないときに、足りていないだけビタミンAに変換される」

 

どんな栄養素でも摂取し過ぎると過剰症を発病することがありますが、βカロテン(野菜など食材からの摂取に限る)からの過剰症は報告されていないため、取り過ぎによる心配はございません!

 

 

2.抗酸化作用~丈夫な皮膚粘膜~

 

体内で変換されてうまれた「ビタミンA」は、3つある抗酸化ビタミンのうちの1つであり、風邪予防には欠かせません!

 

ウイルスが体内に入ってきて、風邪を引くまでのプロセスを考えると...

 

ウイルスが侵入 → 鼻や喉の粘膜にひっつく → 粘膜が弱っていると細胞内に侵入 → 細胞内でウイルス増殖 → 拡散 → 風邪症状出てくる

 

これを見て分かるように、ウイルスの侵入と粘膜付着を防ぐのはほぼ不可能!なまら小さいし(笑)

 

では、どうしたら良いのか。

 

そう、粘膜を丈夫にしておけばいいのです。

 

粘膜を丈夫にしてくれると言われている栄養素はいくつかありますが、ビタミンAはその1つであります!

 

かぼちゃを食べて、ビタミンAの抗酸化力を利用して粘膜を強くする。

 

これが体を内側から強くして、風邪をひかない1つの方法であります。

 

べジヲタ流、風邪予防のお話はここまで。

 

長文を読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

(追記)

βカロテンは脂溶性の栄養素。油と一緒に調理または摂取すると、吸収率が上がります😋